8話。いよいよ佳境に入ってきた。（ネタバレがあります→）未来のガウィは仕事では成功していたが、恋人とは破局、アルコール中毒で、父はいなくなり、ピーセーンも姿を隠してしまっている。化学繊維みたいなペラペラの柄物のシャツを着て、すごく太い金属の鎖のネックレスをしているのが、らしくなくて、ツボ。あと、ノットが芯から腐ったような人間として出てくるが、ノットを演じているのは、『Love By Chance』かわいい男性の義理の兄役のタイトルという人で、顔つきからして、どう見ても悪人にはなれない感じなので、違和感がある。こういう温厚そうな顔の人ほど、悪人なのかもしれないが。

　何がいけなかったか、わかったガウィは過去に戻り、真実をピーセーンに告げて、自分の本当の思いを打ち明ける。おおおおおお、ここが一番いいところ。物語のターニングポイント。

　ガウィの告白に、長く考えた後、「だめだ」というピーセーン。「俺がおまえを口説くんだ」と。あーーーー、タイドラマ、来たよーーーー。口説くシリーズがしばらく続くよーーーー。平和な時間が来たよーーーーー。

　写真はガウィがオルゴールを購入する1話あたりのもの。過去、かわいくかわいく作り込まれているクリスがかわいい…。ぼやっとしている、寂しい犬のようだと言われる、ピーセーンも最高。

　あ、ギターのことを書き忘れた。始めのあたりで、ピーセーンが豪華めなキャンピングカーの前の椅子で、ギターを弾いて、自分の思いを吐露する歌を歌う。いいやん、いいやん。みなさん、歌がうまい。

　プレー役のサランチャナーさんも、過去と未来で雰囲気を変えてくるのだが、ほんと、素敵。すごく好きな『千星物語』に出ていた人だ。