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『After Sundown』 アジアの美


 タイのホラー映画、ということだが、最初に思ったのは、舞台となるお屋敷が『To Sir With Love』の、壁がクリーム色のお屋敷だったことだ。そのままやんか、と。


 でも、この映画もよかった。最初、アユタヤの寺院、川に沿った縁側で白い可憐な花を持って歌う場面は、おおおお。この映像はタイの人でないと作り出せない世界観だと、わたしは感動した。歌うラウィの顔つきといったら、魔性の人感がたっぷりで、魔夜峰央が描く美少年とぴたりとかぶる。欧米の美ではなくて、アジアの美。


 内容は「ホラー映画にしてみよう」と思って作ったのかなと思うような、簡単めな内容だったが、そこが、タイドラマの好きなところだ。伏線が縦横にはられた手の込んだ作りのドラマに「ほっほー、すごいやん」と感嘆のため息をつくのもいいものだが、タイドラマは、その、見る側の心を支配しようとするくらいな強さ、というか、制作側の意図の強さを感じさせない。自由に作っている感じがいい。


あと、ラウィが作るウェットなお菓子が、おいしそうだった。


主人公のジーとヌニュー、容姿があまりにも古風なので、普通の俳優さんではないのだろうと思っていたら、普通に俳優さんだった。ドラマで作っていたのだな。


昨日は仕事で、尖った服装で、目つきが異様に鋭い、強いため口のお客さんがあった。高額めなものをご購入。なにごともなく終わってほっとしていたら、2時間後くらい、わたしが終わる五分前にまたご来店。えええええ、また。再来店のご挨拶をしたら、笑顔。商品の価格差について聞かれて、ご説明したら、笑顔。職場は基本は残業なしなので、嫌がる次の人に託して、帰りました。パートでこの場所に配置されて数年になるが、質問に答えるときに、表情をゆるがせないことが大事とわかったこのごろ。圧が強い人には強めに、圧がない人には圧をなくす…

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